May 30, 2006

カラーブックス#494「豆盆栽」

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2ヶ月ぶりに更新します。今回は昭和55年刊「豆盆栽」をピック
アップ。表紙のとおり、手のひらサイズの超ミニ盆栽。小さくても
これがなかなか奥が深いのです。

特に「はぜ」という種類の樹などは、内径わずか4センチの鉢か
ら樹高十数㎝まで育ち、紅葉すればそれは見事なものだとか。
この世界では鉢の直径が5cm以下のものを豆盆栽と定義する
そうですが、最も小さいと1センチ以下の鉢もあり、こうなると
もうミクロの世界です。

とはいえ他の盆栽よりは手間、費用、管理の点で楽なことから、
気軽に始める盆栽として最適な豆盆栽。

この本はその作品から作り方まで懇切丁寧に教えてくれます。
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March 11, 2006

カラーブックス#469「きりえ入門」

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今回のカラーブックスは「きりえ入門」、昭和54年初版発行です。
切り絵というと滝平二郎氏が特に有名です。名前は知らなくても
絵を見ればあぁ、と気づかれる方も多いでしょう(下写真参照)。
他にも「旅の絵本」の安野光雅氏のものなど、日本各地の切り絵
作家の作品が載っています。

もちろん作品だけではなく、基本的な作り方から応用編までこと細
かに解説してくれるのがカラーブックスのいい所。読んでみると
かなり手のかかることが伺えますが、工作心と絵心がかき立てら
れる面白い作業だと思います。

この本によると「きりえ」又は「切り絵」という呼び方が生まれたのは
昭和40年代と意外に近年のことらしく、それまでは中国風に「剪紙」
とか「きりがみ」と言われていたそう。
「きりえ」っていい響きですよね。
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February 27, 2006

カラーブックス#423「つけもの」

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今回のカラーブックスは「つけもの」。もう、そのままズバリ
ですね。著者の小川敏夫氏は農業試験場に勤務しており、
つけものの研究指導一筋。別名「つけもの博士」!
「漬け物」ではなく「つけもの」。カラーブックスの平仮名タ
イトルにはいつもホッとさせられます。

内容は全国30種類以上の特産つけものの紹介や、スタ
ンダードなつけものの漬け方数十種など。日本人の食事
において、いかに「つけもの」が重要かが伺える一冊です。
特に上右写真、「つけものの芸術品・金婚漬」なんて初め
て見ました。どんな味なのか食べてみたいもんです。
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名古屋の郊外にある萱津神社はつけもの神社とされており、毎年業者が集まって漬け込みの儀式が開かれるとのこと。

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February 07, 2006

カラーブックス#182「こけし」

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今回のカラーブックスは昭和44年発行の「こけし -その伝統と
創作-」を。表紙の赤バックに映えるこけしがいい感じ。

こけしは東北地方が由来の玩具ですが、そもそもは「コゲス」
とか「木ボコ」と呼ばれていたもので、「こけし」という名前は
新造語なのだとか。分布もさまざまで、津軽系、鳴子系、土
湯系、弥次郎系などだいたい八系統に分けられ、それぞれに
独特の表情が…と、解説がわかりやすいのが嬉しいところ。
昭和四十年代当時はこけしブームだったそうで、手軽なこけし
本としてはもってこいだったのでしょう。

同時期に他にもこけし関連の書籍は多数出ていますが、
文庫サイズで写真が多いのはやはり魅力的。
古本屋で高値の付いているカラーブックスのひとつです。

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January 13, 2006

カラーブックス#127「世界のミニカー」

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今年初めての更新です。なかなかコンスタントに書けませんけど、
ボチボチ続けますのでよろしくお願いします。

今回は「世界のミニカー」、昭和42年初版をご紹介。
ミニカーは男の生涯のおもちゃ、ということでしょうか。カラーブッ
クスではこの後「日本のミニカー」「世界のミニカーⅡ」が出ており、
人気シリーズなのが伺えます。ちなみに3冊とも著者は同じ中島
登氏。

今の日本ではトミカが圧倒的シェアを誇るミニカー界ですが、この
本が出た当時はまだ発売前。国産メーカーはダイヤペットなど、
小メーカー2社が製作していたにすぎません。よって当時のミニカ
ー・ファンは、高価な海外のモデルをコツコツと収集していたのでし
ょう。著者は7千台を所有。おそらく日本有数のコレクターだったと
思います。ちなみに昭和55年発行の「Ⅱ」には所有台数2万5千
台となっています。

掲載されている数々のミニカーはとてもカラフルで、カタログとして
楽しめる構成になっています。資料的一冊ですね。

僕自身も小学校まではトミカのミニカーを2百台位持ってましたが、
ほとんど人にあげてしまいました。今にして思えばもったいない事
したと思います。で、また最近ちょこちょこ買ってます。
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こんなコレクション・ルーム、
何歳になっても憧れますね。

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December 24, 2005

カラーブックス#211「スキー入門」

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久しぶりに更新します。今回は、季節柄ということで「スキー
入門」昭和45年初版のご紹介。

当時のレジャー・ブームの中で、すでに大衆化していたスキー
のあれこれを写真入りで解説してくれる一冊ですが、今見ると
やはりファッションに目が行きます。何といってもセーター姿で
滑っているスキーヤーの多いこと。そしてピタピタのスキーパン
ツ! そのカラフルさが昭和40年代という感じでイイですね。
個人的にはこの頃のスキーファッション、大好きです。
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今回の一枚はコレ。
転倒三様ですね。
特に左上、マンガの
ような転びよう。

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December 11, 2005

カラーブックス#101「海釣り」

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今回は昭和41年発行の「海釣り」を紹介します。
僕は子供の頃に友達の付き合いでやった事がある程度ですが、
今もし海の近くにでも住んでいたら週末はのんびり釣り三昧なんて
のもイイなあとか思います。

で、この本。著者は神奈川の大磯に引っ越したのをきっかけに釣り
を始めたそうで、全体的なトーンは専門誌のような細かい釣り方うん
ぬんではなく、健全な娯楽としての海釣りのスタイルの紹介となって
います。表紙写真がイイですね。いかにも釣り!って感じです。
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「釣りと運」の頁に載っている
お気に入りの一枚。キャプショ
ンは「釣れないから寝たのか、
寝たから釣れないのか」さて、
どっちでしょう。

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December 07, 2005

カラーブックス#91「水石」

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今回紹介するカラーブックスは「水石」昭和40年初版発行です。
著者の村田桂司氏は、盆栽水石を専業とする家に生まれた方。
いわば水石業界に入るべくして入った方ですが、なんでもこの
本を出す前の数年で10冊以上の水石関連の本を書いたそう。
まさにエキスパートですね。

水石は、簡単にいえば石を鑑賞物として愛でる盆栽のようなもの
ですが、なかなかに奥が深い。彫刻のように手を入れるわけでは
なく、石の選別、台座の選択、置き位置など繊細な審美眼を経て
完成するとの事。

下の菊花石もまた見事な石面ですが、これは岐阜県の山奥が
原産地。産地によっても石の表情はかなり違ってきます。
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November 27, 2005

カラーブックス#207「人相学入門」

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今回のカラーブックスは「人相学入門」昭和45年刊になります。
著者の八木喜三朗氏は日本易学連合会副会長というお方。
当時いくつかのテレビ番組に出演していたそうで、人相学は
一種の流行のようなものだったのでしょうか。

この本、なんといっても面白いのが芸人さんに滑稽な表情を
させていること。藤山寛美の嘲笑いなんて絶妙ですよ。
ちなみに「こうした人の顔面の表情は、仕事で苦労している
ことをあらわしている」そうです。

小島慶四郎(下の画像)もいいですね。なかなか出来る顔
ではないです。左下は恐怖の驚きで、空驚の相と呼ばれる
もの。自己本位で人生の浮き沈みが激しく、自分から求めて
より苦しい人生を送るとか。しかも交通事故に遭いやすく、
家庭的にも恵まれない…らしいです。人相学、恐るべし。
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November 20, 2005

カラーブックス#839「貯金箱」

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今回のカラーブックスは「貯金箱」です。平成4年刊ですから、
かなり後期のものになります。

今、貯金箱といえば「×万円たまる貯金箱」といった缶モノを
思い浮かべますが、この本には古今東西ありとあらゆる貯金
箱が登場します。その発祥はとても古く、二千年以上昔から
存在しているとか。

昔から定番なのがブタの貯金箱。なぜブタかというと、スイス
では幸運をもたらす生き物とされていて、膨らんだ形も相まっ
て19世紀に世界中で普及したとのこと。アメリカでは貯金箱
のことを「ピギーバンク」と呼ぶほど、象徴的存在なのです。

日本では主に銀行のノベルティー物など、かわいいデザイン
のものがちょっと昔にはたくさんありましたね。
なんでも、尼崎信用金庫の本店には「世界の貯金箱博物館」
があり、この本に登場する貯金箱も数多く所蔵されているそ
うです。
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November 13, 2005

カラーブックス#416「トランプ」

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今回は「トランプ カード遊び入門」のご紹介。昭和52年の発
行になります。赤いマニキュアの女性の手がカードを持つ
表紙写真、なかなかセクシーですネ。

僕が子供の頃、20~25年前は「家族でトランプ」というのが
休日のひとつの楽しみだった気がしますが、今はどうなんで
しょうか。「ナポレオン」なんて心理戦そのもので、最高に
面白いゲームでした。

この本は、どちらかというと大人なゲームであるポーカーや
ブラックジャック、さらには麻雀に良く似たラミーなんてのも
紹介されています。子供向けのゲームとはまた違う味わい
があって、カッコいいです。

他にはカードさばきのテクニックや、各国のカードなども載っ
ています。改めて見ると、トランプってかなりクールな存在で
すよ。
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November 06, 2005

カラーブックス#297「レディーのノート」

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久しぶりの更新になってしまいました。今回は「レディーの
ノート」を。昭和49年刊になります。

まず前書きに「この本はレディーになるためのノウハウを示
したものではありません。(中略)レディーで在ることの意味
を考えるものです」とあります。

そして「コットン」「恋の終り」「ひきだしの奥には」「宝石箱」
といったテーマでレディーとしての在り方を説く。一種哲学
書のような、珍しいカラーブックスです。写真の雰囲気も
独特ですね。46に及ぶテーマに沿って写真のディレクショ
ンがなされていますから、かなり手が掛かっているでしょう。

また、古本屋では結構な値段が付いているカラーブックス
のうちのひとつです。
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October 18, 2005

カラーブックス#359「ベランダ園芸」

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今回のカラーブックスは「ベランダ園芸」昭和51年初版です。
日本ならではの団地やアパート、マンションの狭いベランダを
いかに美しく彩るか、に視点をおいた一冊です。いわば、昭和
のガーデニングブックといったところでしょうか。

子供の頃、近所の殺風景な団地の一部分が色とりどりの花に
囲まれていて、しばらく見とれたことを思い出させてくれます。
そのお宅もこの本を参考にしていたのかもしれませんね。
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お気に入りのベランダはこれ。
石を敷き詰めて、坪庭感覚。

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October 10, 2005

カラーブックス#264「路面電車-消えゆく市民の足-」

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今回は「路面電車 消えゆく市民の足」昭和48年初版です。
当時全国的に廃止されつつあった路面電車を紹介している
のですが、どの電車も色遣いが絶妙ですね。乗るのが楽しく
なりそうです。

ちなみに上右写真は京都市電ですが、こちらはこの5年後
に全廃されてしまいました。どこもたいていの廃止理由は
判を押したように「交通渋滞の解消」でしたが、現在、京都
市中心部はいつ訪れても渋滞はひどく、バスも混んでいます。

これは路面電車が廃止された町のほとんどで同様と思われ
ます。結局自動車中心の街づくりになってしまい、全国的に
中心街の空洞化が問題となってしまいました。
で、また最近路面電車を復活、または新設しようという動き
があるそうです。皆にやさしい乗り物ですからね。
好ましい流れだと思います。264c
左は福島交通の路面電車。
馬面ですねー。イイ顔です。

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October 01, 2005

カラーブックス#728「消防自動車」

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今回は「消防自動車」を紹介します。昭和62年刊、いのうえ・
こーいち氏と諸河久氏の共著になります。

なにゆえ「消防自動車」なのか?いのうえ氏は「消防自動
車の本というと[しょうぼうじどうしゃ]である場合が多かった
。つまり子供のための絵本と相場は決まっていたようだ」し
かし、「クルマ趣味の対象のひとつとして、消防自動車を採
り上げてみたいと考えた」そうです。たしかに、数あるクルマ
関連本の中でも、ミニコミ誌は別として消防自動車の本って
のはあまりないかも知れません。

当時の最新型から、特殊車、さらには筆者2人が消防車趣
味に至るきっかけをつくった昔懐かしいボンネット型を探し続
ける旅…と、内容は相当に濃い一冊です。まさに「はたらく
くるま」のオトナ版ですね。

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